ビギンは大阪検定保持者です私たちは大阪の会社で大阪検定まで取ったくらい大阪が大好き!です。でも元気がないのが大いに気になるところ…ではありますが、それはさておき。大阪を代表する?ビギンメンバーが、自分の好き嫌いだけで発信する「目立ちたがりの大阪紹介」。本人の都合だけで更新されますので、それに付きあってあげてもいいよ?とおっしゃる心の広い方のみご覧ください。(^_^)

われらの裏庭「靭公園」、毎日がお花見気分

大阪駅の前の四ツ橋筋の道を真直ぐ南に向って歩いて行きます。堂島を通過して、渡辺橋、中之島、肥後橋、京町堀を通過すると、靭公園(wiki)の標札が見えてきます。大阪市内のど真ん中に公園です。なにわ筋から四ツ橋筋までの東側が靭公園の東園、なにわ筋からあみだ池筋までの西側が西園です。西園ではもっぱらテニス、若い学生さんが多いね!東園はケヤキ並木やバラ園がある美しい庭園です。ジョギングしている人が結構います。犬の散歩している人もいます。噴水の近くで遊んでいる親子連れもいます。この西園がビギンの裏庭、私の通勤コース。『「序曲」夢のちまた(by エレファントカシマシ)』なんかを鼻歌で、最後の方は絶叫で唄いながら通勤する毎日。

▲のどごしから金麦に衣替え?
まだ寒い日もあるけれど、春といっていいでしょう。いい季節です。桜も咲くよ。東園には桜の木も多いので、毎日お花見気分が味わえてとても嬉しいな、そんなことを考えながら…。あらら…と思ってるうちに三月も末となり、あらら…?と思う間に桜が咲きました。あららら…と焦るうちに春も来るどころが過ぎ去ろうとしてるではないですか。今年の春は、ずい分と早足でした。あたふたと、肌寒い夜のお花見へ…。お花見期間中は、ご近所のコンビニではお弁当の品ぞろえ・ビールの仕入れが頻繁になり、居酒屋が店先に大きなお鍋を出して「おでん」を売ったり、…大阪の商魂ここにあり!今夜も宅配ピザ屋のお兄ちゃんが注文取りにまわってる。そうか、あれからもう一年も経ったのね。何だかいろいろあった気もするけれど、だからどう、ということもないような、人間的にも成長していないような。変わったことといえば、これまで力んでいた部分で力が抜けるようになり(手抜きではない)、もともと力を抜いていた部分では、さらに力を抜く技を身につけてしまった(しつこいけど手抜きじゃないから)ということぐらいか…。

▲大阪ビジネス街でビジネスもせず宴会にいそしむ大阪商人たち

▲筆者もまた宴会にいそしむ大阪のデザイン商人であります。
桜はいい。何がいいって、桜を見ると心が洗われるような気持ちになるのがいい。一年間ですっかり汚れた心が、春の桜で綺麗になったような気がするから不思議です。あぁ、これでまた安心して一年間汚れられます。桜よ、また来年。

▲宴会前の筆者とお開き後の筆者、何がちがうのだろうか?



「靭」=「ウツボ」、この地名の由来は太閤秀吉の時代に遡るらしく、秀吉の時代、この周辺は塩蔵魚、乾魚、干鰯などを扱う問屋や仲介商の店が軒を連ね、連日、魚市を開いていたそうです。その昔、豊臣秀吉がお供を従えて市中巡視をした際に、町で魚商人たちが「さぁ、買った!買った!安いよ、安い!」と威勢のよい掛け声で魚を売っていたのを聞き、「やすとはうつぼのことじゃな」と洒落たことからその名が付いたということです。どういうことかというと、うつぼとは矢を入れる道具で、矢巣とも言った事から来ています。 大阪弁だとおそらくアクセントが前にあるので、「安い」の「やす」が強調されるためにそういうことになったのでしょう。

copywriting & photo by Atsuko Murakami
御堂筋はハダカの彫刻がなんかしら、多い?
今年は秋がなかったんじゃないかと思いませんか?半袖のTシャツから、何だかすぐそこに忘年会シーズンが迫っている雰囲気をビシビシ感じます。晩秋ってこんなんだっけ。もっと、こう、ロマンチックな感じではなかったか…。あ、それは個人的な問題ですかぁ…あはは。
気持ち、あせる!焦りが!ASERI!あ、「焦り」って「焦げる」と同じ漢字なんですね。
焦げてきたら、焦れってことでしょうか?ま、とにかく焦燥感でございます。ノスタルジック感!そんなものを感じて、感傷的になりながら心斎橋を歩いてて、本屋さんに入って見つけたものがコレ!ジャァーーーーーン。地方色クレパスシリーズの「大阪慕情」。

▲「大阪慕情」とネーミングされた6色入りサクラクレパス。
大阪慕情の6色とは、大阪ミナミのネオンの赤、いこまさんの空の青、御堂筋いちょう並木の黄、大阪の路地の橙、中の島公園の緑、黒門市場の鯛のピンクです。ワタクシのアーティスティックな欲望がメラメラと燃え上がり、さっそく、「御堂筋いちょう並木」を描いてきました。クレパスでお絵かきするなんて、いやー!もーなつかしすぎーーーーー!最近の子は、クレパスでお絵かきするのでしょうか?これは、11月中旬、心斎橋から本町(北)に向かっての絵です。制作時間約2分。(実際には、まだ葉っぱはミドリ…)いつもなら11月上旬になると黄葉が増して、通りに明るい印象を与えます(温暖化のため?中旬でも銀杏の葉っぱは緑色でした)。そして、秋の香りの王様「ぎんなん」が、山ほど落ちてきます。(あのウンチックな香りこそ、不動のナンバー1。凌駕することなど、不可能!?)この時期、御堂筋を歩くときには、戦場に向かう兵士のように顔と心を引き締めましょう。鼻、ノド、口、目、前頭葉などがジンジンしてきて、長時間吸い続けると確実にトリップしてしまいますよ(これはまさしく合法的麻薬?…あはは。)

▲心斎橋アップルストア前から北を望む村上画伯。
「いちょう」も「ぎんなん」も漢字にすると同じなのだと説明すると、留学生のリサはとても不思議そうな顔をしたっけ。
御堂筋の建設は大正15年10月に開始されたのですが、財源難のうえに恐慌が重なり、また用地取得も順調に進まず、困難を極めたそうです。幅約44メートル、梅田-難波間の約4キロを結ぶ御堂筋が完成したのは昭和12年(1937)5月。歩道と緑地帯には銀杏が植えられました。淀屋橋以北はプラタナスが植えられたそうですが、現在では銀杏に植え替えられています。日が暮れると銀杏並木がクリスマスのイルミネーションで華やかになってます。「サンタさん!クリスマスまで待てねぇ~~っ!」「新型!欲しいぃぃ~~~っ!」私はやっぱり、「芸術の秋」よりも「物欲の秋」でした。
どうぞ、暖かい夜長を過ごされますよう…。

▲心斎橋アップルストアで物欲の権化と化する画伯


まいどどうも!
寒くなってきましたね。
もうすぐ冬ですね。もう、冬…ですか。立冬も過ぎましたし。
でも、冬と晩秋の境目ってどこなのでしょうね。黄色い街路樹の葉が舞い始めるとか、マフラーを巻いた日とか、ストーブを出した週末とか、息が白くなった朝とか。雪の降るところでは、はじめて舞い落ちてきた雪を見上げたら、冬の始まりなのでしょうか。
(上絵)秋の御堂筋…。制作コンセプトは、割愛!

copywriting & photo by Atsuko Murakami
天神まつりより、夏は鱧でキュ〜やな!
さてさて、大阪の夏といえば、毎年7月24・25日に行われる天神祭り。もともとは大阪天満宮の夏祭りで、年に一度神様が氏子たちの平安を見届けるために氏地を巡行するという行事だったそうですが、今では日本3大祭りのひとつに数えられるだけあってたくさんの人が街を練り歩きます。

▲学問の神様「菅原道真公」に、知恵を授かるように500円奮発!?手が震えてピンボケ。

▲あっ!!たむけん?
もちろん大阪人の私は、やらなきゃいけない仕事を翌日にまわして、祭りに繰り出します。お祭りといっても、天神橋筋商店街に並ぶ屋台をちょっと見て、天満宮にお参りし、あとはフードコーディネータの事務所に押しかけ、涼しい部屋で宴会をするだけという「暑いからお神輿なんて見なくてもいい派」にとってはうれしい催し。それは、毎年、密かに行われる恒例の行事です。食材の準備から料理から盛りつけまで、すべてにおいて、田中ゆみ子ちゃんまかせ。とても楽ちん!ただし、ゆみ子ちゃんは作りすぎる傾向にあります。
▼注意!空腹の方は、満腹になってからご覧になってください。

で~ん。ほらね。枝豆にはじまって、マナガツオのお刺身、マグロ・タコ・エビ・カンパチ・カニ棒・トリガイで手巻き寿司。写ってないけど肉のたたき、ホタテのおにぎり…などなど。そんなに食べれませんよ、育ち盛りじゃないんだから。毎年毎年よくやるねーなんていいながら飲み始めたのでした。「ま、いーじゃんいーじゃん。飲もう飲もう!」「うおっ!マナガツオめちゃうまいっ!」とか「この肉はやばい、ウマすぎる」天神祭り万歳。もう思い残すことはない。そんな感じで、お酒を飲みながら、天神祭りはゆるゆると過ぎて行くのでした。
この行事が終わると「今年も半分過ぎちゃった…」と思います。後半戦もヨロシクね!!お盆にのんびり休むということには、前後の忙しさがもれなくセットでついてくるんですね。私は、大阪でじっとりします(たぶん…)。まとめてやりたい仕事もあるし、「あっちーあっちー」言いながら、過ごそうと思っています。みなさまは、「お盆、どこ行くわけ?」「沖縄か?コレ(小指)と、か???」いかがお過ごしでしょうか? 休むにせよ、働くにせよ、からだを大事にしてくださいね。では、また。


ハバナイスお盆!!!
暑いですね。
夏ですものね。
日差しは容赦ないわ、セミは朝から晩まで鳴いてるわ、気づくと蚊に刺されてるわ、突然、極寒の室内はあるわ‥‥これが夏、なんですよね。夏☆大好き!という方も多い中、後ろ向きな感じで恐縮しつつ…、弱いんです。苦手といいましょうか。数分、外にいると(日焼け止めを面倒臭がって塗らない己が悪いのは分かっていますが)肌が、茹でた海老みたいになる季節ってナンなんだっ! と、どこに逆ギレしていいか分からないもどかしさに余計、氷など、せっせと食べてしのぐ盛夏です。

copywriting & photo by Atsuko Murakami

なんちゅ〜ても、たこビーでしょ!
おげんきですか?
暑い。今日も暑すぎるっ!!ここはマニラかバンコクか?と思わせる息苦しいほどのモーレツな湿気。東京も暑いけど、暑さの質が違う。どうにかしてよと思うのは、日が暮れても涼しくならないこと。涼しくならないどころか、風が止んでムシムシした空気がドヨヨ~ンと止まってしまう。もうちょっとで気体から物体になるんじゃないか(いや、そんなはずないことは分かっているけど、そう思えるほどの存在感。だって息苦しいし…)というくらいの湿気なんです。それに全国の天気予報を見ていても、沖縄より気温の高い日なんてのもざらにあります。
いっそのこと、リゾート地にしてしまえばいいのに。そうなれば、気温も湿度も高いのが許せる気がします。カレーといえばインド。おしゃれといえばパリ。というように、粉もんといえば大阪ですよね。
金曜日、打ち合わせの後、こぬか雨降る御堂筋を歩きました。

▲ちべたぁ~いビールで暑気払い…。もちろん、おともは「たこ焼き」です。有名な?「大たこ」10個500円、撮影用にふんぱつしました。これが「大阪のたこ焼き」と思わないで!

▲こんな時間に、こんな姿。撮影テーマは「リストラされた大阪のおばさん」です。…まじ?


世界陸上日本代表ユニホームに衣替えしたグリコの看板です。
ネオン看板は、2002年にサッカーのユニホーム姿に、2003年に阪神タイガースのユニホーム姿に着替えて話題になりましたが、日本代表ウエアに着替えるのは今回が初めてとのこと。
ランナーの背景には、大阪を代表する大坂城・海遊館・大阪ドーム・通天閣の4つの建物が描かれ、バックの色の変化によって朝・昼・夕焼け・夜とランナーが1日かけて走っている姿を表現しています。私が撮影したのは、夕方で背景色はブルーです。

copywriting & photo by Atsuko Murakami